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警察の階級を徹底解説!!ドラマのあのキャラは実はこんな役職だった

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テレビドラマの定番の1つに

 

“刑事ドラマ”

 

ってありますよね!!

 

 

例えば、

 

“西部警察”
“太陽にほえろ”
“あぶない刑事”
“古畑任三郎”
“踊る大捜査線”
“相棒”
・・・etc

 

内容は時代に合わせてカスタマイズはされていますが、今も昔も”刑事ドラマ”って、多くの人に親しまれている物語なんじゃないかって思うんです。

 

 

この記事をご覧のあなたも

 

「”相棒”シリーズは毎回欠かさず観てます!!」

 

ってクチなっているんじゃないでしょうか??

 

 

 

そんな”刑事ドラマ”を観ていると、頻繁に登場するものと言えば

 

“警察の階級”

 

かと思うんです。

 

 

例えば、杉下”警部”や青島”巡査部長”など、ドラマに登場しない回はないんじゃないかって思うくらい、必ずと言っていいほど、使われる用語だと思うんです。

 

 

ただ・・・、

 

 

そんな警察の階級を言われて

 

「杉下さんは”警部”なんだ・・・、なるほどね!!」
「へぇ-、青島くんって”巡査部長”なんだ!? 見かけによらず・・・」

 

みたいに、その階級からどれくらい偉いのかを理解できる人って、少ないんじゃないでしょうか??

 

 

もちろん、ストーリーの流れから

 

「あの人は、この人よりも偉いんだな!?」
「この人は階級が低いのか!!」

 

というのは大体掴めるとは思うんです。

 

 

でも、ドラマの最初の方で、階級が登場すると、

 

「ん?警視正??それって警視よりも偉いの???」

 

みたいにちょっと考えてしまって、ドラマに没頭する事が難しくなっちゃうと思うんです。

でも、やっぱり刑事ドラマは最初から最後まで、集中してみたいじゃないですよねぇ~!?

 

 

 

そこで今回は、今後、刑事ドラマをもっと楽しむために、

 

『警察の階級には、どんな役職があるのか??』

 

というのをご紹介したいと思います!!

 

 

ぜひ、これからご紹介する内容を活用していただき、より楽しい”刑事ドラマ”ライフを過ごしてもらえればと思います!!

 

 

 

警察組織で定めらている9つの階級+α

 

さて、では早速ですが、

 

『警察がどういう階級制度になっているか!?』

 

についてお話したいと思います!!

 

 

警察の階級なんですが、実は警察法という法律でちゃんと定められていて、上から順に

 

  1. 警視総監(けいしそうかん)
  2. 警視監(けいしかん)
  3. 警視長(けいしちょう)
  4. 警視正(けいしせい)
  5. 警視(けいし)
  6. 警部(けいぶ)
  7. 警部補(けいぶほ)
  8. 巡査部長(じゅんさぶちょう)
  9. 巡査(じゅんさ)

 

という9つの階級があります。

 

 

それぞれの階級はどういった立場の方なのかと言いますと、

# 階級 概要
1 警視総監 警視庁(=東京都の警察本部)の本部長(=その警察本部の中で一番偉い人)という立場で、職務に従事している。警視監の中から選出される。警察官全体でもたった1名しかなる事ができないポジション。
2 警視監 北海道や大阪府、主要な県の警察本部の本部長(=その県の警察本部の中で一番偉い人)などの立場で、職務に従事する事が多い。警察官全体でもたったの38名しかなる事ができないポジション。
3 警視長 主要とされる県以外の県の警察本部の本部長(=その県の警察本部の中で一番偉い人)などの立場で、職務に従事する事が多い。
4 警視正 警察本部の部長や、大きな警察署の所長といった立場で、職務に従事する事が多い。
5 警視 警察本部の課長や警察署の署長といった立場で、職務に従事する事が多い。警警察官全体の約2〜3%がこの階級に属している。
6 警部 警察本部の課長補佐や警察署の課長といった立場で、現場の指揮を統括する事が多い。警警察官全体の約5〜6%がこの階級に属している。
7 警部補 警視庁の主任や警察本部・警察署の係長、交番の所長といった立場で、現場責任者として職務に従事する事が多い。警察官全体の約29%がこの階級に属している。
8 巡査部長 警察本部や警察署の主任的な立場で、通常の業務はもちろん、上司の補佐や部下の指導などに従事する事が多い。警察官全体の約30%がこの階級に属している。
9 巡査 都道府県で実施される警察官採用試験に合格し、警察学校を卒業した人が一番最初になる階級。警察署や交番に勤務する事が多い。警察官のうち約31%がこの階級に属している。

 

といった具合になります。

 

 

とはは言っても、正直、上の説明だけだとピンとこない、なんて人も多いと思うんです。
そこで、よりイメージがしやすいように、警察の階級を一般的な企業の役職に当てはめてみました!!

 

その結果というのが↓↓↓になります。

 

 

# 警察 一般的な企業
1 警視総監 社長
2 警視監 専務
3 警視長 常務
4 警視正 本部長
5 警視 部長
6 警部 課長
7 警部補 係長
8 巡査部長 主任
9 巡査 平社員

 

 

 

「なるほど!! という事はスズキ課長は警察の階級で考えると警部という事だから・・・、えっ!!って事は”スズキ課長=杉下右京”ってこと!?スズキ課長・・・、全然ダメじゃん(苦笑)。

 

みたいな感じで、1つの遊びと考えて、あなたが勤めている会社の上司を警察の階級に当てはめていただくと、結構イメージしやすいんじゃないかと思うので、ぜひ参考にしていただけたらって思いますよ〜。

 

 

 

因みに、巡査部長と巡査の間には、実は“巡査長(じゅんさちょう)”という役職が存在します。

 

この役職は他の階級と違って警察法によって規定された階級ではなく、警察によって警察法とは別に作られた役職で、基本的な権限は巡査とほぼ変わらず、巡査として長年勤務をしている、または巡査として一定以上の評価を得ると昇格する役職になります。

 

一般企業で言うと、チームリーダー or 一般社員(ベテラン)だと思ってもらえれば良いんじゃないかと思います。

 

 

他では、”巡査長(じゅんさちょう)”を含め、警察には10つの階級あると言われているんですが、実際には9階級+αというのが、より正確なので、間違えないようにしてくださいね!?

 

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あの刑事ドラマのキャラクターの階級って、一体どの辺!?

 

さてさて、警察の階級には8つ+αがあるとご紹介したわけなんですが・・・、

 

 

それが分かると気になるのは、やっぱり

 

『”刑事ドラマ”のあのキャラクターの階級は、どれにあたるのか??』

 

って事なんじゃないかって思うんですよ(苦笑)!!

 

 

ただ、さすがに全ての”刑事ドラマ”を調査するというのは、さすがに難しいので(苦笑)、今回は、先ほど例に出した”刑事ドラマ”の中から

 

”西部警察”
”あぶない刑事”
“古畑任三郎”
”踊る大捜査線”
”相棒”

 

の主要キャラクターがどの階級なのか、というのを(分かる範囲で)ご紹介したいと思います!!

では、その結果はどうなったかと言いますと、

 

 

・・・

 

・・

 

 

 

↓↓↓なりました!!

 

西部警察 あぶない刑事 古畑任三郎 踊る大捜査線 相棒
警視総監
警視監

室井慎次

小野田 公顕

甲斐 峯秋

警視長

内村 完爾

警視正

真下正義

神田 総一朗

大河内 春樹

中園 照生

警視

木暮 謙三

秋山 春海

袴田 健吾

角田 六郎

警部

町田 透

真山 薫

杉下 右京

警部補 古畑任三郎

青島俊作

神戸 尊

陣川 公平

巡査部長

大門 圭介

鷹山 敏樹

大下 勇次

恩田すみれ

亀山 薫

甲斐 享

伊丹 憲一

芹沢 慶二

米沢 守

巡査長

鳩村 英次

和久平八郎

巡査     今泉慎太郎

向島音吉

   

 

 

こうして改めて比較してみると、最近の”刑事ドラマ”には昔に比べて階級の高いキャラクターが多く登場している、という傾向がよく分かりますよねぇ!?

 

 

最近の”刑事ドラマ”って社会派な内容のものが増えてますし、そういった内容を描こうとすると、階級の高いキャラクターというのがどうしても増えてしまうんでしょうね!?

 

 

 

“刑事”は、どの階級からなれるの??

 

というわけで、警察の階級についてご紹介してきたわけなんですが、ここまでお読みになった方の中には、もしかしたら、こんな疑問が頭に浮かんだ方がいるんじゃないでしょうか??

 

 

「因みに、刑事ってどの階級からなる事ができるものなの??」

 

 

確かに、”刑事ドラマ”を頻繁に観ている方にとっては、その辺りの話って、やっぱり気になりますよねぇ~!?

 

 

そこで、今回の記事の最後としまして、

 

『”刑事”は一体どの階級からなる事ができるのか??』

 

というのをお話したいなぁと思います!!

 

 

結論からお伝えしてしまうと、

 

『”刑事”は巡査の階級からなる事ができる』

 

というのが回答になります。

 

 

「えーっ、でも巡査の刑事なんて”刑事ドラマ”にでてきませんよ!?」
と思った方もいるかもしれません。

 

まぁ確かに、”刑事ドラマ”に出てくる刑事の階級が巡査だったという例って、私も正直言ってほとんど覚えがありません。

 

 

ただ、刑事というのは“私服で捜査をする警察官”の事を指す俗称で、刑事になるためにはこの階級になっていないといけないといった基準は実は存在しないんです!!

 

 

なので、もし仮に、ある人の階級が巡査だったとしも、その人が私服を着て捜査などに携わっているのであれば、その方は刑事と呼んで差し支えはないわけです。

 

 

”刑事ドラマ”の印象だと、階級的に少し高い人じゃなければ刑事になれないと思われがちなんですが、実はそれは誤解なので、注意してくださいね!!

 

 

では、今回はこの辺で。
最後までお読みいただき、有り難う御座います!!

 

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