タクシーとハイヤーの違いを5つの切り口で比較してみた!!
- 2016年2月15日
政財界のお偉い人たちや、海外のセレブな俳優さんが日本に来た時などに乗っている“ハイヤー”。
私のような庶民にとっては、なかなか縁の無い乗り物です(苦笑)。
あなたは乗った事ってありますか!?
そんな”ハイヤー”ですが、よくよく考えると不思議な乗り物だなぁって私は思うんですよ。
だって、車で人を送迎するという意味では”タクシー”とそれほど変わらないですよねぇ!?
にも関わらず、”タクシー”とは、はっきり区別されているわけです。
これってどうしてなんでしょう?
この2つには何か違いがあるんですかねぇ~??
・・・と思って、ちょっと調べてみたわけですよ、私は。
すると、“タクシー”と”ハイヤー”には確かに違いがあったんです!!
この事をあなたにも教えてたい。
そして、飲み屋で披露してちやほやされてほしい(苦笑)。
というわけで今回は、私が調べたそんな”タクシー”と”ハイヤー”の違いについて、あなたにシェアさせていただきたいと思います!!
“タクシー”と”ハイヤー”の違いを5つの角度で比較してみた
さて、今回あなたに紹介する”タクシー”と”ハイヤー”の違いですが、
- 利用方法・乗車手段
- 使われる用途
- 料金
- 支払い
- 車種
という5つの角度でお話したいと思っています。
多分、このあたりを抑えておけば大丈夫かなぁ~!?と思うのですが、もし
「いやいや、この角度からの違いも教えてくれよ!!」
というのがあったら是非コメントをいただけたら嬉しいです。
確約はできないのですが、できる範囲で追記したいと思いますので~。
と、前置きはこれくらいにして早速”タクシー”と”ハイヤー”の違いを見ていきましょう!!
1.利用方法・乗車手段
“タクシー”の場合
タクシーは、タクシー会社に直接連絡をして手配する場合を除けば、街中を走っているタクシーを手を上げて止める事で利用する事ができます。
そして、自動的に開いたドアから乗車し、行き先を伝える事で目的地まで運んでもらうわけです。
“ハイヤー”の場合
それに対して”ハイヤー”を利用する場合には、事前予約が必須となります。
つまり、街中を走っている”ハイヤー”というのは存在せず、手を上げて「へい、ハイヤー」って具合に利用する事はできないというわけです。
また、行き先も事前予約の際に伝える事になっているため、”タクシー”のように乗車時に「東京駅まで」などを乗客が伝える必要もないんです。
要するに、“ハイヤー”は事前に決められた目的地まで乗客を届けるスタイルというわけです。
因みに、”ハイヤー”のドアは自動には開きません。
じゃあ、どうやってドアが開くのかっていうと・・・、それはもちろん運転手さんが開けてくれるわけです。
この辺も”タクシー”と”ハイヤー”の違いと言えるんじゃないでしょうか!?
2.使われる用途
“タクシー”の場合
“タクシー”は基本的には個人での利用が前提となっています。
例えば、私が東京駅から東京スカイツリーに行きたいと思った時に移動手段の1つとして選択できるというイメージですね。
“ハイヤー”の場合
それに対して”ハイヤー”というは、
- 会社役員の移動手段
- 海外のVIP達の送迎
などに使われる事が多いです。
・・・まぁ、これはある意味でイメージ通りですよね!?
ただ、私のような天の邪鬼からすると、
「いやいや、それなら別に”タクシー”でも良くね!? なして”ハイヤー”を使うんだよ!!」
って思ってしまうわけです(苦笑)。
でも、これにも理由があるんです。
その理由というのは、”ハイヤー”には
- “ハイヤー”の方が運転技術の高いドライバーさんが運転するので安全
- しかも利用される車種も頑丈なものが多いので安全
- 官公庁や大手企業には、登録された”ハイヤー”しか入れない場所がある
などのメリットがあるからです。
特に、会社役員の方々や海外のVIP達にとっては、仕事をする上で、官公庁や大手企業にスムーズに出入りできないというのは死活問題ですし、そりゃ”ハイヤー”を選びますよねぇ。
だからこそ、”ハイヤー”が会社役員や海外のVIP達に選ばれているわけです。
3.料金
“タクシー”の場合
“タクシー”の料金というのは、基本的には”乗車から降車まで”の間に発生した
- 初乗運賃(”タクシー”に乗ると絶対にかかる基本運賃、一定の距離を走ると加算運賃に移行する)
- 加算運賃(距離や時間に応じて加算されていく追加運賃)
の2つの合計が運賃となります。
つまりは、タクシーの料金というのは走った距離と時間に応じて決まるというわけです。
“ハイヤー”の場合
それに対して”ハイヤー”の料金は、完全な時間制になっています。
先程、”ハイヤー”は事前に決められた目的地まで乗客を届けるスタイルとご紹介しましたが、実は目的地までの距離と料金には関連性はなく、その間に”ハイヤー”を利用した時間によって料金が発生しているんです。
しかもですね・・・、
“ハイヤー”における時間制というのは、”タクシー”のように乗車から降車までの時間ではなく、”ハイヤー”が自社の車庫を出てから車庫に戻るまでの時間となるんです。
なので、極端な例ですが、例えば東京で手配した”ハイヤー”を名古屋で利用するとした場合、その料金は
1)東京の車庫を出る(9:00~)
↓
2)名古屋内で乗車(12:00~)
↓
3)名古屋内で下車(13:00~)
↓
4)東京の車庫に戻る(~16:00)
の中の、2)~3)の時間にだけかかるのではなく、1)~4)の時間すべてにかかる事になるというわけです。
・・・まぁ、こんな使い方は会社役員の方々や海外のVIPでも、さすがにしないと思いますけどね(苦笑)。
4.支払い
“タクシー”の場合
“タクシー”の料金を支払うのは、タクシーチケットを使う場合を除けば、“タクシー”を降車する時となります。
なので、当然ですが、料金は運転手の方に支払うという事になります。
“ハイヤー”の場合
それに対して、”ハイヤー”の料金の支払いというのは降車時じゃありません。
では一体いつなのかというと、それは
・・・
・・
・
後日請求での支払いとなります。
これには、色々な理由が考えられますが、その1つには”ハイヤー”の料金が関わっていると考えられます。
先程もご紹介しましたが、”ハイヤー”の料金というのは自社の車庫を出てから車庫に戻るまでの時間となります。
にも関わらず、”タクシー”と同じ様に降車時に料金を支払うとなると車庫に戻る時間分の料金が含まれなくなってしまいますよね!?
もちろん、
「これぐらいの時間で帰れるはず」
と想定して料金をもらうという事も可能かもしれません。
でも、もし渋滞などで思いのほか車庫に戻るまでに時間がかかってしまったら”ハイヤー”を手配した会社も損をしてしまいますし、早く戻れてしまっても、それもそれでよろしくはないじゃないですか!?
まぁそもそも”ハイヤー”は事前予約が必要なわけですから、”タクシー”とは違って、乗客とは後日連絡を取ることもできるわけですし、それに会社役員の方々や海外VIP達に対して降車時に、運転手さんが
「XXXXX円です~」
「まいどあり~」
とかってやるのもどうかっていません(苦笑)??
などなど、いろんな理由が相まって”ハイヤー”は後日請求になっているというわけですね。
5.車両
“タクシー”の場合
“タクシー”の車両は、基本的には低コストで販売されいる一般車両が使われます。
代表的なものとして挙げられるのは、タクシー専用に開発された”クラウン(トヨタ)”です。
その他にも、差別化を図るために若干高価な”セドリック(日産)”、また最近は地球温暖化を鑑みてハイブリッド車の”プリウス(トヨタ)”を採用する会社もあったりします。
まぁ要するに一般の私たちでも手が届くような車種というわけです。
“ハイヤー”の場合
それに比べ、”ハイヤー”の車両には高級車が選ばれています。
例えば・・・
- センチュリー(トヨタ)
- レクサス(トヨタ)
- プレジデント(日産)
- レジェンド(ホンダ)
- ベンツSクラス(メルセデスベンツ)
- BMW7シリーズ(BMW)
などなど。
自動車メーカー各社が誇る最高級車が選ばれているようです。
まぁこの辺は、あの黒塗りのいかにも高そうな車両を見れば言わずもがな、だとは思いますけどね(苦笑)。
まとめ
というわけで、今回は”タクシー”と”ハイヤー”の違いについて5つの切り口でご紹介してきました。
最後に、ここまでご紹介してきた”タクシー”と”ハイヤー”の違いを簡単に纏めると↓↓↓な感じとなります。
タクシー | ハイヤー | |
利用方法・乗車手段 | 街中乗車 | 要事前予約 |
乗車時に行き先を指示 | 移動ルートは予約時に決める | |
使われる用途 | 個人利用 | 会社役員・海外VIPの送迎 |
料金 | 走った距離・時間で換算 | 時間制 |
乗車から降車まで | 車庫を出てから、車庫に戻るまで | |
支払い | 降車時に精算 | 後日精算 |
車両 | 一般車両 | 高級車両 |
ぜひ今回ご紹介した情報を、あなたの話のネタの1つとして活用していただけたら嬉しいです!!
というわけで、今回はこの辺で。
最後までお読みいただき有り難う御座います。