サッカーのルールではゴールキックってオフサイドになるの??
- 2016年3月1日
Jリーグやワールドカップは勿論、海外のサッカーリーグ、女子サッカー、・・・などなど、最近はBSやCSに加入さえすれば、一年中サッカーを楽しめるんですから、本当にいい時代になりましたよねぇ~!?
一サッカーファンとしては、ほんと嬉しい限りです!!
そのお陰か、これまでサッカーに興味がなかったという人もサッカーを観るようになり、最近では歌手の小柳ルミ子さんも海外サッカーにハマっているのだとか!?
いやぁ~、ほんと時代は変わるものですね。
きっとあなたもテレビなどでサッカーの試合を観る機会って増えているんじゃないかって思うんです。
ただ・・・、
オフサイドの判定って、正直言ってよく判らないんじゃないでしょうか!?
それなりに試合を見慣れている人間でさえ、試合を見ていて
「えっ、今のはオフサイドじゃないの??」
なんて事が結構合ったりするくらいですから、見始めの人なら尚の事難しいと思うんです。
(まぁ誤審という場合も多々あったりもするんですが(苦笑))
もちろん、オフサイドも試合を見ていく中で徐々に分かっていくものですし、最初は選手のプレーを楽しめば良いとは思いますが・・・、できれば早めにサッカー通ぶりたいって思いませんか??
そこで、今回はそんなあなたのために、あまり知られてないオフサイドあるあるを1つご紹介したいと思います。
それは何かいいますと、
『キーパーのゴールキックはサッカーのルール的にオフサイドになるのか!?』
というものです。
サッカーをよく観ている人でも
「キーパーのゴールキックって、オフサイドになるの!?」
って聞かれて答えられる人って実はそう多くはなく、これを知っていれば、あなたもすぐにサッカー通を気取るが出来るはず!!
ですから、ぜひこの今回はこの豆知識を覚えていっていただけたらと思いますよ~。
そもそもオフサイドってどんなルールなの??
さて、では早速キーパーのゴールキックはオフサイドなのかについてご紹介したいと思うのですが・・・、とその前に、そもそもオフサイドってどういうルールかというのを、念のため復習しておきましょう。
サッカーにおけるオフサイドというは、競技規則第11条に書かれたルールで、
選手がボール及び後方から2人目の相手選手よりも、相手のゴールラインの近くのポジションにいて、プレーや相手選手へ干渉した、若しくはそのポジションにいる事で利益を得たと審判に判断された際に反則となり、相手チームの間接フリーキックが与えられる
というものになります。
ですから、例えば
の味方選手(青丸)のように、”オフサイドライン”の内側(後方から2人目の相手選手がいるラインよりも相手のゴールの近い位置)にいて、味方選手からのパスを受けた(プレーに関与した)場合は、オフサイドとなります。
しかし、
の味方選手(青丸)ように、”オフサイドライン”の外側(後方から2人目の相手選手がいるラインよりも相手のゴールの遠い位置)にいて、味方選手が黒矢印の方向に出したパスを出すタイミングで、青矢印へ走り込んでパスを受けた場合は、オフサイドではないという事になるわけです。
まぁ、細かく言うと例外もあったりするんですが、あんまり細かく言っても切りがないので、このあたりを押さえておけば大丈夫かと思います。
キーパーのゴールキックはオフサイドになるの??
さて、軽くオフサイドの復習をしたところで、本題に入りましょう!!
キーパーが蹴ったゴールキックはオフサイドになるかという事でしたね!?
要は、先ほどご紹介したオフサイドのルールでは、
といった形はオフサイドだったわけですから、
といった感じでゴールキーパーが蹴ったゴールキックが”オフサイドライン”の内側(後方から2人目の相手選手がいるラインよりも相手のゴールの近い位置)の味方選手に渡った場合もオフサイドになるんじゃないかってわけです。
では実際の所、ゴールキックはオフサイドに入るかと言いますと
・・・
・・
・
実は、ゴールキックはオフサイドの反則は取られないんです!!
実はこれもサッカーの競技規約の第11条に記されているのですが、
- ゴールキック
- スローイン
- コーナーキック
という3つのリスタートに関しては、仮に選手がオフサイドポジションにいたとしても、オフサイドルールは適用されtない事になっているんです。
ですので、もし仮に相手チームにゴールキックをゴール前まで蹴る事ができるゴールキーパーがいる場合は、相手のゴールキックになる度に、ゴールの前を固めておかないと点を決められてしまう可能性が高くなってしまうというわけですね!!
まぁ、そんなキック力のあるキーパーは流石にいませんけどね。(苦笑)
“ゴールキック≠オフサイド”で注意しなければいけない事
と、ここまでキーパーのゴールキックというのは、ルール上、オフサイドにはならないというのをご紹介してきました。
ただですね・・・、
実はこれには1つ注意しておかなければならないポイントがあるんです。
それは一体何かというと、オフサイドにならないのはあくまでもゴールキックだという事です。
「へっ??それってどういう意味ですか???」
と思ったかもしれないので、もう少し詳しくお話しますね。
ゴールキックはオフサイドが取られないとご紹介しましたが、そもそもゴールキックとは何か、あなたは知ってしますか??
・・・
・・
・
その通り!!
ゴールキックというのは、ボールがゴールラインを割った際、試合を再開するために行われるゴールエリア内からのキックの事です。
ここでのポイントは、ゴールキックというのは、あくまでゴールラインの外にボールが出た際に行われるリルタートのキックだという点です。
つまり、例えばプレイ中にボールをキーパーのところに来き、キーパーがそれをキャッチし、そのままパントキックを蹴った場合、それはもちろんゴールキックには含まれませんので、もしオフサイドだった場合は、反則となってしまうわけです。
よくゴールキックがオフサイド対象外だと言うと、ゴールキーパーが蹴るすべてのキックがオフサイドにならないのでは!?と勘違いされる方がいるのですが、オフサイドにならないのはあくまで”ゴールキック”であって、ゴールキーパーのそれ以外のプレイがオフサイドに関与していた場合は反則の対象となるので、その点は間違えないように注意してくださいね!!
まとめ
というわけで、今回は
『キーパーのゴールキックはサッカーのルール的にオフサイドになるのか!?』
についてご紹介してきました。
最後に内容を少しばかり纏めますと・・・
- ゴールキックはサッカーのルールではオフサイドにはならない
- ゴールキック以外にも、スローインやコーナーキックもオフサイドにはならない
- オフサイドにならないのはゴールキックであって、パントキックなど、キーパーのその他のプレイはもちろんオフサイド対象となる
となります。
ぜひ今回ご紹介した豆知識を覚えて、サッカー通ぶるのに活用していただけたらと思いますよ~。
では、今回はこの辺で。
最後までお読みいただき有り難う御座いました!!
PS.
因みにサッカーのルール、特にオフサイドについては、ゴールに直結するルールのため、けっこう頻繁に変更されています。
そのため、あなたがご覧になっている現時点では、ルールが変わっている可能性があります。
今回ご紹介したのは、あくまで2016年3月時点のルールとなりますので、その辺は注意するようにしてくださいねぇ~。