突然ですが、トランプゲームといったら何を思い浮かべますか??
ババ抜き?
七並べ??
ポーカー???
・・・etc
まぁ、色々なものが思い浮かぶんじゃないかって思うんです。
ただ、忘れてはいけないのは、やっぱり
『大富豪』
だと思うんですよ、私的には!!
あなたも高校時代に一度はやったことがあるんじゃないでしょうか??
もちろん私もやった事があります!!
これでも結構上手い方だったんですよ、これでも!!
(もしかしたら過去の記憶が美化されているだけかもですが(苦笑))
なんで、こんな話をしたかって言いますと、実は飲み会で大富豪の話が出たからなんです。
「俺も昔よくやったよー!!」
「懐かしいわね~」
なんて話に花が咲いたのですが・・・、そんな中でこんな話が出たんです。
「天変地異ってヤバかったよねぇ~♪」
・・・
・・
・
『”天変地異”ってなんぞ!!!!』
上の話を聞いた時に私が最初に思ったのが、コレです。
よくよく聞くと、”天変地異”というのはその人が住んでいた地域のローカルルールだったんですが、どうも大富豪ってそういったローカルルールが色々とあるってのもそこで耳にしました。
で、
私もちょっと気になり・・・、”大富豪”のルールを改めて調べてみたんです!!
すると、知らなかったルールが色々とあったので、これはシェアせにゃってなわけで(苦笑)、今回は“大富豪”のルールについてご紹介したいと思います!!
“大富豪”とは!?
そもそも”大富豪”って一体どういったトランプゲームなのか!?
念のため、おさらいしておきましょう~!!
“大富豪”というはどんなトランプゲームかといいますと・・・
- プレイヤーには均等にカードが配られ、そのカードを場に出す事で進んでいく
- あるプレイヤーが場に出したカードよりも強いカードを別のプレイヤーが持っていた場合、そのカードを場に出し・・・、と進めていき、最終的に手持ちのカードがなくなったプレイヤーが勝者となる
- 最初に勝ち抜けたプレイヤーには”大富豪”、二番目に勝ち抜けたプレイヤーには”富豪”、ブービーのプレイヤーには”貧民”、最下位のプレイヤーには”大貧民”という階級が与えられる(それ以外のプレイヤーには”平民”となる)
- 次のゲームを始める際、配られたカードの中から最も強いカードを”大貧民”は”大富豪”と、”貧民”は”富豪”と交換しなければならない
となります。
きっとあなたもご存知だと思いますが(苦笑)、まぁ復習という事で。
”大富豪”の基本ルール
ここからが本題です!!
私が調べた”大富豪”のルールについてご紹介したいと思うんですが、まずは”大富豪”の基本ルールからお話したいと思います。
どの地域でも一様に使われ、”グローバルルール”と言ってもいいんじゃないかというルールは以下になります。
- トランプは、52枚+ジョーカー(2枚)を使う
- カードの強さは、3<4<5<6<7<8<9<10<J(11)<Q(12)<K(13)<1<2<ジョーカーの順
- 最初のゲームは、ダイヤの3を持っているプレイヤーから始める
- 2回目以降のゲームは、大貧民のプレイヤーからゲームを始める
- 場に出ているカードよりも弱いカードを出す事はできない(仮に場にQ(12)が出ていた場合、出せるカードは、K(13)・1・2・ジョーカーだけという事)
- 場に出せるカードがない、もしくは戦略的にカードを出したくない場合はパスができる。なお、パスの回数に制限はない
- 全員がパスをすると場が流れ、最後まで残ったカードを出したプレイヤーが次のカードを場に出す事ができる
- 同じ数字のカードであれば、組み合わせて場に出す事ができる(例えば、手持ちのカードにスペードの9とダイヤの9があった場合、2枚一緒に出す事ができる)
- ジョーカーを使って、同じ数字のカードの組み合わせを作る事ができる(例えば、手持ちのカードにハートの10とジョーカーがあった場合、そのカードを2枚一緒に場に出すと、10のカードを2枚を出した事と同じ意味になる)
- もし場に同じ数字の複数枚カードが出ている場合、そのカードよりも強い同枚数の複数枚カードしか場には出す事ができない
- 同じ数字のカードを4枚セットで出すと”革命”が起こる。”革命”が起こると、カードの強さが逆(つまり、2<1<K(13)<Q(12)<J(11)<10<9<8<7<6<5<4<3<ジョーカー)になる。ただし、ジョーカーが最も強いのは変わらない
こうやって書き出してみると、基本ルールだけでも結構ありますねぇ〜!?
でも、”大富豪”を遊んだ事のある人であれば、きっと
「はいはい、そのルールね!! 知っている知ってる」
ってものばかりなんじゃないかなぁ〜!?って思うんですが、どうですか??
なお、もしも
「ん〜、ちょっと分からないなぁ〜??」
という場合には、下記の”大富豪”の1ゲームの流れを撮った動画を説明と合わせてご覧になってみてください。
きっと腑に落とす事ができるはずですよ!!
こんなにある!? ”大富豪”のローカルルール一覧!!
と、”大富豪”の基本ルールを紹介したのですが、”大富豪”ではこれ以外にも一部の地域だけで採用されているローカルルールがかなり沢山あります。
(先ほどご紹介した”天変地異”もそうでしたね!?)
じゃあ、そんな”大富豪”のローカルルールには一体どんなものがあるかといいますと、以下のようなものがあります。
ルール | 内容 |
上がり制限(禁止上がり・反則上がり) | 場に出す最後のカードが、通常時は”ジョーカー”と”2”、革命時は”ジョーカー”と”3”になってはいけないというルール。もし、8切りのルールを採用している場合は、”8”も対象になる。 |
イレブンバック(ジャックダウン) | J(11)が場に出たら革命状態になるというルール。革命状態は、その場が流れるまで続く。 |
エンペラー | 異なるマークで、かつ連続する数字が4枚あった場合、そのカードを場に出しても良いというルール。例えばスペードの4、ハートの5、クローバーの6、ダイヤの7が手元にあった場合、一緒に出してOKとなる。なお、4枚のカードを同時に場に出すため、革命となる。 |
オーメン | ”6”を3枚場に出す事で、それ以降、”革命”や”8切り”といったルールを起こす事が出来なくなるというルール。 |
階段(シークエンス) | 同じマークで、かつ連続する数字の3枚以上あった場合、そのカードを同時に出しても良いというルール。例えば、このルールを採用した場合、スペードの6,7,8というカードが手元にあった場合、一緒に出してもOKとなる。なお、4枚の連続した数字を出すと革命になる。 |
救急車 | ”9”を2枚場に出す事で、その場を流す事ができるというルール。 |
クーデター | ”9”を3枚場に出す事で、”革命”を起こす事ができるというルール。 |
下克上 | 大貧民が1番に勝ち抜けた場合、その時点でゲームは終了となり、大富豪だったプレイヤーは大貧民に、貧民だったプレイヤーは富豪に、といった具合に全プレイヤーの階級が逆転する。 |
5飛び(五っ飛び) | ”5”が場に出たら、次のプレイヤーを飛ばすというルール。なお、”5”を複数枚の場に出した時はその枚数分プレイヤーを飛ばす |
しばり | 同じマークのカードが2枚続けて場に出た時、それ以降、同じマークのカードしか出す事が出来なくなるというルール。場が流れると解除される。なお、2枚組、3枚組のカードの場合も同様だが、その場合は全てのマークが同じでないといけない(両しば) |
砂嵐 | 場に出ているカードの強さや枚数に関わらず、一番弱いカード(通常時は”3”、革命時は”2”)の3枚組を場に出す事で、場を流す事ができるというルール。 |
スペードの3 | スペードの3が、ジョーカーよりも強いというローカルルール。通常、ジョーカーが場に出た時は対抗するカードは存在しないが、このルールが適用されている場合は、スペードの3を出す事で対抗できる。 |
ダウンナンバー | 場に出ているカードより、数字が1つ少なく、かつ同じマークのカードを持っていた場合、場に出す事ができるというルール。そのカードを場に出すと、その場が流れるまでの間は、場に出ているカードよりも数字が1つ小さく、かつ同じマークのカードしか出せなくなる。 |
天変地異 | 大貧民のプレイヤーにゲーム開始時に配られたカードが、すべて”10”よりも小さい数字だった場合、大富豪のプレイヤーとすべてのカードを交換しなければならないというルール。 |
7渡し(ななわたし) | 場に”7”を出したプレイヤーは、自分が持っているカードの中から好きなカードを、隣のプレイヤーは渡し事ができるというルール。なお、もし”7”を複数枚、場に出した場合はその枚数分だけ隣のプレイヤーにカードを渡す事ができる。 |
ナンサン革命 | “7”の3枚組のカードを場に出すと革命になるというルール。 |
都落ち | 大富豪のプレイヤーがゲームを一番に勝ち抜けられない事が確定した場合、その時点で大富豪のプレイヤーはゲーム終了となり、次のゲームでは自動的に大貧民に格下げになってしまうというルール。 |
リバース | 特定の数字(例えば”9”)が場に出ると、場にカード出す順番が反対回りになるというルール。 |
レーニン | 通常、”大貧民”は、ゲーム開始前に配られたカードの中から最も強いカードを”大富豪”と、”貧民”は”富豪”と交換しなければならないが、革命が2回起こると、これが逆転し、それ以降は”大富豪”と”富豪”が手持ちのカードから最も強いカードを”大貧民”と”貧民”と交換しなければならなくなるというルール。 |
ろくろ首 | 場に“6”のカードを2枚組で出すと、その場が流れるというルール。 |
4止め(よんどめ) | ゲーム中に、8切りが行われた際に”4”のカードを2枚組で出す事で、阻止する事ができるというルール。 |
8切り(8流し) | 場に“8”のカードを出すと、その場が流れるというルール。 |
10ステ | 場に”10”のカードを出した時、その枚数分だけ、自分が持っているカードの中から好きなカードを場に捨てる事ができるというルール。 |
クイーンボンバー(12ボンバー) | 場に”10”のカードを出した時、”10”を出したプレイヤーが選択した数字のカードを、プレイヤー全員が強制的に場に捨てなければならないというルール。例えば、”10”を出したプレイヤーが”2”を選択した場合、全プレイヤーは手持ちの”2”を場に捨てなければならなくなる。 |
こうやって書き出してみると、結構ありますねぇ~!?
もしかしたら、
「こんなローカルルールがあったんですね!?、私、初めて知りました!!」
なんて方もいらしゃるんじゃないですか!?
(まぁ、そんな事を聞いている私も、その1人なんですけどね(苦笑))
もし、紹介したローカルルールをご覧になって
「おっ、このルール面白いなぁ~!!」
なんてルールがあったら、是非今度”大富豪”やる機会に取り入れていただけたらと思いますよ~♪
最後に
というわけで、今回は”大富豪”のルールについてシェアさせていただきました。
ぜひ今回の情報も参考にしていただけたら嬉しいです!!
ところで、今回”大富豪”のルールをご紹介してきたわけですが、すべてのルールを網羅しきれたかって言われると、正直できてはいないと思いますし、ご紹介できたのはほんの一部であって、きっとまだまだ多くのローカルルールが存在するんじゃないかって思うんです。
なので、もし
「このルールが抜けてますよ!!」
「こんなローカルルールもありますよ!?」
というのがあれば是非参考にしたいので、コメントなどで教えていただけると有り難いです!!
あなたからの情報、お待ちしています〜!!(苦笑)。
では、今回はこの辺で。
最後までお読みいただき有り難う御座います。